
最近、メキメキと力をつけてきた選手がいる。
彼はどちらかと言うと控え目な選手で、技術もみんなより劣る感じ。
でも、足が速くて、勉強ができる頭のいい選手です。
試合への取り組み姿勢
先日、20分1本の試合を4回やりました。
試合を見ながら、チームとしての課題を修正していきます。
①1本目:0−1の無得点で負けました。バタバタした試合だったので、適当にパスをしないこと、ボールをキープすることの2点を修正させました。
②2本目:0−2の無得点で負けました。ただ、1本目の課題が修正できていました。次の課題として、サイドMFの選手にDFラインを突破できるポジション意識するように伝え、センターMFの選手に、両サイドをよく見るように伝えました。
③3本目:1−2で負けました。1〜2本目の課題が修正できていたので、4本目では突破した後に、何を見て、何を目指すか?得点するためにはどうすれば良いか?を考えながら、プレーするように伝えました。
④4本目:1−1の引き分けでした。課題は修正できていました。
その選手は3本目にサイドMFで出場したのですが、試合が終わった後、
『チームの課題をクリアできていたけど、自分の中に課題は見つかった?』
と聞いてみました。
『良いポジションにいても声を出せなかったからパスが来なかった』
『ドリブルがうまくできなかった』
と、きちんと自分の中に課題を見つけていました。
今までとこれから
他の選手は、
『俺のこのプレーが良かったでしょ?』
『さっきのシュートみた?』
『すげぇうまいパスができた!』
こんな声が多い中、きっとこの選手は、今までそうやって自分の中に課題を見つけてきたのでしょう。
そしてこれからも、自分と向き合い、課題を解決するために努力するのでしょう。
うまくなるため、夢中になるために大切なことだな〜と、その選手から学びました。

にほんブログ村

にほんブログ村