
試合の30分前くらいから選手達にアップさせ、その後に先発メンバーを発表して、試合のテーマなどを簡単に話します。
今回はその時に、
『今日はコーチングしないで黙って見てるから、今まで練習してきたことを仲間同士で話しながらやってごらん』
と言いました。
コーチングしなくても、今まで積み上げてきたことができるか?など、選手達がどのくらい成長しているか見たかったのです。
まぁ、前回の試合で怒鳴ってしまった反省も踏まえてなのですが・・・
コーチングのない試合
観る、止める、相手が要求する足に、丁寧に取りやすボールを、などなど。
今まで積み上げてきたことはたくさんあります。
どのくらいできるかな?
みんな覚えてるかな?
結果から言うと、結構できてました。
みんな覚えてるんですね。
仲間同士でコーチングし合って、たくさん話をしていました。
子供達の反応
ハーフタイムでは、後半にもう少し意識してほしいことを伝えました。
その後試合終了までは、約束通り何も発せずに、見ていました。
試合が終わった後に、
『コーチングしなかったけどどうだった?』
と聞くと、
『コーチングしてほしい』
『コーチの声があると、あ!って気がつくことがある』
と、意外な反応が返ってきました。
『うるせーな・・・とかさ思わないの?』
『みんなの前で「何を観た?」とか大きい声で言われて嫌じゃないの?』
とさらに聞くと、
『試合になると、緊張とかでいつもどおりにできなくなる』
『嫌じゃないからコーチングはしてほしい』
と・・・
嬉しかったですよ(笑)
少なくとも、選手にとって嫌なコーチングではないようです。
選手から自分のコーチングを評価してもらうことは良いことですね。
失敗も多くありますが、改善しながら選手達と前に進もう。
そんなことを思った日でした。

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