先日、3年生の練習を見ました。
ほとんど選手がパスを意識することができ、受け手もスルーパスを狙ってスペースに走ったりしています。
2対2の練習
2対2の練習をした時です。
このくらいの学年ではよくありますが、受け手の選手が、ボール保持者から見えない位置で『ヘイ!』とパスを要求するのです。
こういう時は一度フリーズさせます。
『ボール保持者は、受け手の選手が見えるかな?』
『受け手の選手は、ボール保持者から見える位置にいるかな?』
と声をかけます。
『ボール保持者は体の向きはどうかな?』
『受け手の選手はどこに動いたらいいかな?』
と、周りで見ている選手も含め、全員に声をかけます。
そうすると、下図のように、
『サイドに開く!』
『DFの裏を取る!』
などの意見を聞くことができます。
『いい考えだね。裏を取るのはボール保持者の体の向きを考えるとどうかな?』
と聞けば、『あ〜難しいなぁ』と。
『他にはどんな動きがあるかな?』
と聞いたらこれ以上は出てきませんでした。
ひらめき
今度は僕が受け手の選手になって、
『こんな動きはどうかな?』
と動きを見せました。
ボール保持者に寄っていくのです。
2人のDFの中間地点くらいまで寄って行ったら、ボール保持者の選手が、僕にパスを出しました。
で、ワンツーをもらう動きをしました。
僕は何も言わずに寄って行っただけだったのですが、保持者の選手はワンツーをひらめいたようです。
もちろん僕もワンツーを意識して寄って行ったのですが、何も言わなくてもひらめいたのです。
こんな風にヒントをあげることで、子供がひらめくことがあります。
こんな時僕は本当に嬉しいです。
自ら考えチャレンジできる選手を育てていきたいですね。
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