
第27回全国高等学校女子サッカー選手権大会は、星槎国際高校湘南が優勝しましたね。
星槎国際高校湘南といえば、年代別代表で活躍したり、高校生で唯一なでしこジャパンの候補合宿に召集された『宮澤ひなた』選手の出身校ですね。
卒業後、宮澤ひなた選手は日テレ•ベレーザに入団して活躍しています。
決勝戦もスタンドで応援してましたね。
決勝戦
決勝は星槎(神奈川)vs常盤木学園(宮城)でしたが、両校素晴らしい試合でした。
前半に決めたフリーキックが決勝弾となり、1-0で星槎の勝利。少しだけアウトにかかる弾道を描いたあのフリーキックは、誉めるしかないでしょうね。実際に常盤木のサポーターの方も誉めていました。
試合の詳細については、ここで語るつもりはありませんので、Youtubeとか他の方のサイトで見てください(笑)
この試合を見て僕がすばらしいと感じたのは、フリーキックを決めた後に喜びに湧く星槎の選手のうち1人が、センターサークル付近に転がるボールをセンターマークにセットしていました。
得点をとった後でも相手選手やサポーター、関係者などに配慮した行動だと思います。
本当に素晴らしいですね。
チラッとしか映ってなかったから、見逃します。
星槎国際高校の練習風景
先日、星槎国際高校の女子優勝チームの練習を見てきました。
時間的な問題でアップとゲームしか見ていませんが、取り組む姿勢が素晴らしいですね。
監督が出てくる前練習に必要な用具を綺麗に並べ、アップ始めていました。
で、ゲームなんですけどね、これが凄い。
組織的に連動していることはもちろんなんですが、試合中の声出しが凄いんですよね。元気に大きな声で『マーク!』とか『こっちOK!』とか『チャレンジ!』『カバー!』とかね。
皆んなが声を出していて、全員が全員を声でフォローしている感じ。
時間になるときちんと片付け、自分のゴミではなくても拾ったり、僕とすれ違えば『こんにちわ!』と挨拶してくれました。
技術などはもちろんですが、サッカー以外の大切なことをきちんと理解して実行している、さすが全国を制覇するチームですね。
女子サッカーの活性化
女子サッカーでは、小学生から中学にかけて競技人口が減少し、高校に入るとまた少し増加する傾向にあります。
小学生では少年団があるため、女子選手が活躍できます。ただ中学では女子サッカー部が少なく、活躍の場が少なくなります。また、高校に入るとクラブチームや女子サッカー部で活躍することができます。
が、男子と比較すると、女子サッカー選手が活躍する場は少ないのが現状です。
今回の星槎の女子サッカー部は創部5年とまだ若いチームです。それでも全国で優勝しています。日々の努力の賜物ですが、たくさんの女子選手が活躍できるように、これから星槎女子サッカー部のような場所が増えることを願わずにはいられませんね。

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