少年サッカーのコーチが 日々のあれこれを のんびり書くブログ

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ポジション

更新日:

どんなスポーツでも、どんどん得意なポジションが出てきます。
小学生のうちは(特に低学年では)、得手不得手に係わらず、好きなポジションをやりたがります。

人気のあるポジションは、

サイド
トップ
中盤

あたりでしょうか。

 

ポジションの決め方

よく低学年のうちからポジションを固定してしまうコーチと、いろんなポジションを経験させるコーチがいます。

僕は後者なのですが、どちらが正しいか難しいところです。

固定派の意見

固定派のコーチに意見を聞いて見ました。

固定派コーチ

頻繁にポジションを変えてしまうと、ポジションの役割を覚えることができません。
僕は、まずポジションを固定して、「このポジションなら負けない!!」と言う自信をつけさせて、それから別のポジションを経験することが良いと考えます。

なるほどなぁ〜と思いました。

ず〜っと固定というわけではないんですね。

固定しない派

僕も固定しない派なのですが、僕以外のコーチの意見も聞いて見ました。

固定しない派コーチ

子供によって課題が異なります。
得意なポジションがトップの子であれば、デフェンスをやらせることで、ディフェンスから見たトップの選手がどのように見えているのかを学ばせたりします。

という意見でした。

こちらもなるほどなぁ〜と思いました。

 

育成とポジション

どちらのコーチも、子供のことをきちんと考えています。

ただ、日本サッカー協会は「M-T-M(マッチ・トレーニング・マッチ)」による指導を推奨しています。
これは、試合でうまくいかなかったことを練習して、また試合に臨むということを繰り返す、長期的な育成方法です。

こう書くとポジションを固定にしたほうが、M-T-Mのやり方にマッチしているように思います。

 

気持ちの成長

僕自身は、M-T-Mは非常に重要だと考えています。

ただ、僕は選手の成長を以下の4つで見ています。

①自己肯定できているか
②自己中心性はどうか
③考える力があるか
④負けん気があるか

どれかが上がれば、どれかが下がったりします。
その都度課題を変え、低い部分を上げるようにしています。

このときにポジションを変えることも、低い部分を上げるための手段の1つとしています。
なので、僕は固定しない派です。

育成や成長について、

絶対にこれがいい!
このやり方がいい!

というものは、存在しないと思います。

コーチや指導者は、学び続けないといけないということですね。

 

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