サッカーの守備の戦術の一つに、オフサイドトラップというものがあります。
サッカー経験者なら誰でも知っている、一度はやったことのあるような戦術です。
オフサイドトラップの方法
相手がパスを出す瞬間や、フリーキックでキックする瞬間にディフェンスラインをあげることで、相手選手を取り残します。
ディフェンスライン = オフサイドラインになるため、相手選手はパスを受けるとオフサイドになります。
ただ、オフサイドトラップを失敗すると、相手選手はフリーの状態でボールを受けることができます。
また、オフェンスの選手がオフサイドトラップを意識していると、回避する動きをします。
大きなリスクを伴う戦術です。
日本代表の美しいオフサイドトラップ
先日のセネガル戦で、日本のゴール前でセネガルがフリーキックを行うシーンがありました。
この時の動きです。
青が日本、白がセネガルです。
キックの前は、このようなポジションをとっていました。
セネガルのキッカーが助走に入ると・・・
日本のディフェンスが一斉に上がりました。
赤点線がオフサイドラインなので、セネガルの選手はオフサイドポジションに取り残される形となりました。
ここまでは普通のオフサイドトラップなのですが、日本代表はオフサイドトラップを失敗することを想定し、最終ラインにいなかった2人が、ゴール前に戻る動きをしていました。
また、上がったディフェンスの中からも、さらに2人の選手がゴール前に戻っていました。
この戦術の大きなリスクを最小限に抑えるための素晴らしい動きだと思いました。
オフサイドトラップは、ディフェンスラインを統率する力のある選手と、練習が必要です。
小学生では難しいかな〜と思います。
日本代表の選手のチャレンジを見て、たくさんチャレンジする選手に成長してほしいと思います。
今夜はポーランド戦!
頑張れ日本!!
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