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落下地点の予測

更新日:

GKのハンドキックや、DFがバウンドしているボールをクリアしたときなど。
ボールが高く上がり、落下します。
このボールをトラップしたりヘディングで繋ぐことで、ボールの保持率が高くなります。

 

目測を誤る

ジュニア世代も、ジュニアユース世代も、落下地点の目測を見誤っている選手が多く見られます。

高く上がったボールの落下地点に素早く入る。
または、落下地点の手前から助走をつけてジャンプしてヘディングする。
これらが上手な選手は、空間認知能力が高いそうです。

日本では、岡崎慎司選手や長友佑都選手などが、空間認知能力が高いそうです。
また、マラドーナやメッシも空間認知能力が非常に長けているそうです。

 

原因

僕の幼少期は、サッカーはまだまだマイナーなスポーツでした。
男の子の遊びといえば野球。

野球やバレー、バスケットなど、遊びの中でたくさんのスポーツをやりました。
特に野球では、バッターがフライを打った瞬間に、落下地点に向けて走り出します。
そして、ボールを見ながら半身の状態で落下地点に入り、キャッチします。

他のスポーツによって、空間認知能力が鍛えられました。

現代ではスクールやクラブが充実し、少年団以外でもサッカーに通う子供が増えています。
一方で遊びの時間が減り、大切な能力が育っていない気がします。

 

練習方法

簡単です(笑)

ヘディングの意識

ポーンと高くあげたボールを、ジャンプして両手でキャッチします。
その場でジャンプしてキャチすることから始めましょう。
慣れてきたら、助走をつけてジャンプして両手でキャッチ。

さらに慣れてきたら、同じ要領で両手でキャッチの部分をヘディング変えます。

トラップの意識

バウンドさせたボールをその場で両手でキャッチ。
慣れてきたら、前に走りながら両手でキャッチ。

同じ要領で、両手でキャッチの部分をももや胸、頭を使ったトラップに変えます。

 

たったこれだけで、空間認知能力を鍛えることができます。

プレゴールデンエイジ、ゴールデンエイジの時期に、ボールコントロールを磨くことは大切です。
ただし、サッカーに必要な能力はたくさんあります。

将来のためにも、遊びの中で大切な能力を鍛えましょう。

 

 

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