『メンタルが弱い』って声をよく聞きます。
mental(メンタル)
知能や精神にかかわるさま。精神的。
という意味だそうです。
少年サッカーにおけるメンタルの使われ方
少年サッカーだと以下のような場面で『メンタルが弱い』と使われています。
ボールを受けてもすぐにパスを出す。
ドリブルで勝負しない。
失敗すると積極性がなくなったり怒ったりする。
練習でのプレーを試合で発揮することができない。
こんな場面で、コーチからも保護者からも本当によく聞くんですよ。
メンタルが弱いって。
メンタル=精神面なので、みんな諦めちゃってるんですよね。
『うまいのにメンタルが弱いからなぁ〜』
『メンタルが弱くてどうにもなんないんだよなぁ』
メンタルが弱い原因
原因や解決策を考える人が少なすぎる!!ってことを今日は言いたいのです。
メンタルは放ったらかしていいのでしょうか?
強い言葉で鍛える?ちょっと待ってください。
メンタルが弱い選手って、
何を、いつ、どうしたらいいのか?
ということがわかってないんですよ。
わかっていない選手にはティーチングによって、1つ正解の形を教えてあげることは大切です。
コーチングばかりしていて、『考えてみろー』では小学生には難しいんです。
ティーチングによる解決
ボールを受けてすぐパスを出す:
まずは攻撃の優先順位を教えてあげる。
で、パスを選択するのであれば、パスの優先順位を教えてあげましょう。
ドリブルで勝負しない:
相手との距離、スペース、そしてどのタイミングでどのように相手をかわすのかを教えてあげましょう。
失敗すると積極性がなくなったり怒ったりする:
何が原因で失敗しているかを分析してあげましょう。
コントロールミスでしょうか?
パスを受けるのであれば、どのタイミングで、どこにパスが欲しいのか要求できているのでしょうか?
練習でのプレーが試合で発揮することができない:
試合での課題が改善されるような練習メニューなのか?
練習メニューの構成は、全て課題解決に繋がるように組まれているのか?
上記がクリアできているのであれば、試合のどの場面でどのように使うのかを教えてあげましょう。
上に示したケース以外にも、たくさんのケースでメンタルが弱いという言葉が使われています。
指導者は特に、一旦自分の心に手を当て、考えてみましょう。
きっとメンタルの弱さの改善に繋がりますよ!!

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