少年サッカーのコーチが 日々のあれこれを のんびり書くブログ

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無駄なパス

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パスサッカーやポゼッションなどがトレンドとなっている一方で、すごく増えてきたのが無駄なパス。
小学生年代だけではなく、ジュニアユースやユースの試合でも良く見ます。

パスの優先順位

『ボールを失うな!』
『判断を早くしろ!』

いかにもパスの優先順位が一番高いかのようなコーチングをよく聞きます。

なので、ドリブルで仕掛けられる選手が少なくなっています。
目の前に相手選手がいないのに、パスを出す場所を探してるんですね。

一般論になりますが、攻撃時の優先順位は、

シュート
ドリブル
パス

です。
これをきちんと理解してもらわないと、ゴールを見なかったり、いきなりパスコースを探す選手が育ちます。

例えばこんな場面

相手陣地での3対2で、数的優位になっている状態です。

ボールを保持している選手の前には誰もいません。
でも左の選手にスルーパスを出すんです。

相手選手が良いポジションを取ると、左側の選手にはパスが出せないので、別のパスコースを探します。

本当にパスが一番良い方法だと思ってしまっているんですね。

ゴールを奪うためにシュート!
シュートコースがなかったら、ドリブルで突破してシュート!
ダメだったらシュートを打てそうな選手にパス!

これが優先順位です。

すでにシュートコースがあるし、ドリブルでゴールに近づいても良い場面です。

練習ではここでストップします。

『こうしろ!』
『ああしろ!』

は簡単です。
言われた通りにやりますが、選手達は何も考えません。

なので、
『何を見た?』
と聞いています。

選手自身に気づいてもらうのは根気のいることです。
でもそれをやらないと、ジュニアユースやユースで絶対躓きます。

自ら考えるクリエイティブな選手を育てたい!
だからチャレンジしていきますよ!

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