
低学年の息子さんが他のチームに所属している保護者の方から、こんな質問を受けました。以下やりとりです。
保護者A『息子はサッカーがうまくないが、コーチはうまい子しか見てくれない。保護者の立場から見ると、もう少し手をかけて欲しいと思う』
ばりコーチ『手をかけてくれないというのはどういう意味ですか?』
保護者A『うちの子は気が弱くて、練習でも試合でも、ちょっと嫌なことがあると泣いてしまって立ち直るのに時間がかかる。泣いている子がいるのに、放って置かれている。ばりコーチならどうしますか?』
僕自身その状況を見ていないのでなんとも言えませんが・・・
ただ、僕でも『できそうになったら入っておいで』とだけ言って放っておくかな。
で、他の選手に『仲間が泣いているけど、何かできることはない?このままでいい?』とだけ言います。
泣いている子は、一度出てしまった和に戻らなければ行けない勇気を出すチャンスです。
他の選手も自分にできることを自ら考えて自立するチャンスです。
その時うまくいかなくても、どちらの選手も何かを考えるはず。
その保護者には、そんな風に伝えました。
でも釈然としない表情をしていました。
よくよく聞いてみると、学校の準備やサッカーの準備をその保護者がやってしまっているとのこと。
『どうして子供にやらせないのか?』と尋ねると、『忘れ物しないように』とのこと・・・
それ以上は何も言いませんでしたけどね・・・ね?
いや〜・・・
失敗して困らせれば?そしたら次はどうしたらいいか考えますよ。
保護者が先回りしてあれやこれをやってしまったら、子供は自立できるでしょうか?
親もコーチも、失敗に寛大になり、見守ってあげることが大切です。
この観点から見れば、そのコーチはいいコーチだと思いますよ。
コーチがどのような意図で、放っておいているのか、確認してみてもいいかもしれませんね。

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