
最近の選手達を見ていると心配になります。
サッカーばっかりやっている・・・
平日はサッカーのスクールと、フットサルのスクール。
土日は少年団とかクラブチームでサッカー。
昔に比べてサッカーを始める年齢も早くなってきましたよね。
就学前からクラブチームでサッカーやってる子も・・・
適切な時期
さて、皆さんもゴールデンエイジは聞いたことがあると思います。
9、10〜12歳までの時期。
即座の習得が可能で・・・
なんて言われていますが、その前の〜8、9歳にプレ・ゴールデンエイジと言われる時期があります。
ちょっと整理してみましょう。
プレ・ゴールデンエイジ(〜8、9歳ごろ)
神経回路が形成される時期のことを指します。
1つの動作で1つの神経回路が形成されます。
この年代で運動能力の基礎が形成されます。
後述のゴールデンエイジを豊かな時期にするためには、プレ・ゴールデンエイジの時期に、サッカー以外の様々な動きを経験し、たくさんの神経回路を作っておく必要があります。
またこの時期の子供は、楽しくないことはやりません。
なので、サッカーを好きになってもらうことも重要なことになります。
ゴールデンエイジ(9〜12歳ごろ)
成人の神経系の完成度を100%とした時に、この時期に神経系の発達がほぼ完成に近づきます。
プレ・ゴールデンエイジの時期に形成された神経回路の配線が進み、思うように動くことができるようになる時期です。
一生に一度だけ訪れる「即座の習得」が可能になるとよく言われています。
ただ、この時期を逃すと一生の習得できないのか?と言うと、そんなこともありません。
少々時間がかかるかもしれませんが、習得は可能です。
また、女子は男子よりも成長が早く、2歳くらい早くゴールデンエイジが訪れると言われていますので、このあたりのことを指導者は知っておく必要がありますね。
まとめ
もちろん個人差はありますが、8、9歳頃まではサッカーを含め、いろんな遊びの中で、様々は動きを体験し、神経回路をたくさん作りましょう。
そして、日本サッカー協会も推奨しているように、10歳までは勝敗などはつけずに、楽しんでサッカーをやりましょう。
また、オスグットのような障害が発生しないように、やりすぎには注意して、良いゴールデンエイジを迎えましょう。
その先の選手生命の方が長いのですから・・・

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